【初心者の9割が知らない】カブトムシの幼虫をダメにするNG行動6選+1|初心者がやりがちな失敗とは?

カブトムシの幼虫は、成虫に比べるとあまり動き回らないため、「これくらい触っても大丈夫だろう」「マットが汚れてきたから交換しよう」と、ついつい手をかけすぎてしまうことがあります。

しかし、カブトムシの幼虫飼育では、良かれと思ってやったことが幼虫にとって負担になる場合があります。

特に初心者の方は、マット交換や水分調整、温度管理などで失敗してしまうことがあります。

そこで今回は、カブトムシの幼虫を元気に育てるために知っておきたい、

「カブトムシの幼虫をダメにするNG行動6選+1」

を紹介します。

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NG行動① マット交換をしすぎる

カブトムシの幼虫のマット交換をしている親子のイラスト

カブトムシの幼虫飼育で、初心者がやってしまいがちなのがマットの交換をしすぎることです。幼虫が入っている飼育ケースを見ると、マットの表面にフンが見えてくることがあります。

「フンがあるなら、マットを全部交換したほうがいいのでは?」

と思ってしまいますよね。

しかし、フンが見えているからといって、すぐに全部交換する必要があるとは限りません。

カブトムシの幼虫はマットを食べながら、その中で生活しています。頻繁にマットを全部交換すると、幼虫がそれまで生活していた環境が大きく変わってしまいます。

また、マット交換のたびに幼虫を取り出して触ることにもなります。

マット交換は「必要なとき」に

重要なのは、フンが見えたら必ず交換するという考え方ではなく、マットの状態や幼虫の成長具合を見ながら交換することです。

マットが十分に残っていて、幼虫が元気に育っているのであれば、必要以上に交換しないほうがよいでしょう。

マット部分がほとんど残っておらず、フンだけになる前に交換してください。

そして使用していた古いマットは、ふるいを使ってマットとフンに分離させ、マット部分は再利用すると、環境が大きく変わるのを防げ、さらにマットの節約にもなります!

NG行動② 蛹室を壊してしまう

カブトムシの幼虫を飼育している飼育ケースを掘り返して蛹室を壊してしまう少年

幼虫飼育の後半で特に注意したいのが、蛹室を壊してしまうことです。

カブトムシの幼虫は、蛹になる前になると、自分でマットの中に「蛹室(ようしつ)」という部屋を作ります。

この中で幼虫は蛹になり、さらに成虫へと羽化します。

つまり蛹室は、カブトムシにとって非常に重要な場所です。

ところが、マット交換をしていると、

「なんだか硬い部分があるな」

と思って崩してしまうことがあります。

それが蛹室の場合、蛹化や羽化に影響する可能性があります。

蛹室を見つけたら触らない

マットの中に明らかに周囲とは違う硬い空間ができていたり、幼虫がその中でじっとしていたりする場合は、できるだけ触らず、そのままにしておくことが大切です。

特に蛹化が近い時期(5月~6月)は、無理に掘り返さないようにしましょう。

NG行動③ 幼虫を触りすぎてしまう

カブトムシの幼虫を触りすぎてしまう少年と、それを心配そうに見る両親

「僕の幼虫ちゃんと生きているかな?」

「大きくなったかな?」

「どれくらい体重が増えたかな?」

気になって、幼虫を何度も取り出してしまうことがあります。

しかし、幼虫は基本的にマットの中でそっとしておくのが一番です。

幼虫を取り出すたびに、幼虫に刺激を与えることになります。

また、幼虫を手で持つことで、体表に傷をつけてしまう可能性もあります。

また私たちの手には目に見えない雑菌がたくさんついています。なのでむやみやたらと幼虫を触ることは危険です。

観察したい気持ちは我慢

カブトムシの幼虫飼育では、

「何もしないことも立派な飼育」

と考えるとよいでしょう。

マットの表面に出てきたときなど、必要な場合を除いて、できるだけ幼虫を触らないようにしましょう。

NG行動④ 飼育温度の管理ミス

直射日光の当たる場所で飼育され弱ってしまったカブトムシの幼虫とそれを心配そうに見つめる少年

カブトムシの幼虫は、温度の影響を受けます。

特に注意したいのが、夏場の高温です。

直射日光が当たる場所や、締め切った部屋、屋外の暑い場所などでは、飼育ケースの中がかなり高温になることがあります。

「室内だから大丈夫」と思っていても、置き場所によっては温度が上がることがあります。

温度だけでなく「急激な変化」にも注意

カブトムシの幼虫を飼育するときは、できるだけ温度変化の激しい場所を避け、直射日光が当たらない、温度が安定した場所で管理することが大切です。

特に夏場は、

  • 直射日光
  • 車庫や物置などの高温になる場所
  • 締め切った部屋
  • 日中に温度が急上昇する場所

には注意しましょう。

理想は室内で温度管理してあげるのが一番ですが、もしそれができない場合は、できるだけ温度が一定で涼しい場所で飼育してあげましょう。

NG行動⑤ マットの水分調整を間違える

乾燥したマットで飼育され弱ってしまったカブトムシの幼虫と、それを心配そうに見つめる少年

カブトムシの幼虫飼育では、マットの水分量も非常に重要です。

水分が少なすぎるとマットが乾燥してしまいます。

反対に、水を入れすぎてマットがびしょびしょになるのも問題です。

カブトムシの幼虫はマットをモリモリ食べて成長するのですが、マットの水分量が少なく乾燥したマットを食べさせていると弱ってしまうことがあります。

また逆に水分が多すぎると、マット内が酸欠状態になり、これまた幼虫が弱ってしまいます。

水分過多のマットで飼育され酸欠に苦しむカブトムシの幼虫とそれを心配そうに見つめる少年

なので、マットの水分量はカブトムシの幼虫飼育において、とても重要なことなんです!

カブトムシの幼虫飼育 マットの水分量の目安は「握って固まる程度」

マットの種類によって適切な水分量は異なりますが、一つの目安として、

手で握ったときにまとまり、軽く固まるくらい

を意識するとよいでしょう。

水を加えるときは、一度に大量の水を入れるのではなく、少しずつ加えてよく混ぜることが大切です。

「乾いているから」と大量に水を入れてしまうのは避けましょう。

NG行動⑥ 大きさの違いすぎる幼虫を一緒に飼育する

大きさの違いすぎる幼虫を同じ飼育ケースで飼育して小さな幼虫が大きな幼虫に食べられそうになっている

カブトムシの幼虫は、クワガタの幼虫と違い多頭飼育も可能ですが基本的には単独飼育が安心です。

特に、サイズの違う幼虫を同じケースで飼育するときには注意が必要です。

大きな幼虫と小さな幼虫を一緒にすると、必ず共食いが起こるというわけではありませんが、飼育環境によっては幼虫同士が接触し、傷つけ合ったり、弱った幼虫が食べられたりするリスクがあります。

また、幼虫が多いほどマットの消費も早くなり、過密状態になりやすくなります。

サイズが違う場合は分ける

特に、

「明らかに大きさの違う幼虫を同じケースに何匹も入れている」

という場合は、飼育方法を見直したほうがよいでしょう。

可能であれば、幼虫のサイズや飼育数に合わせてケースを分けると安心です。

【追加】NG行動⑦ 小さな飼育ケースでたくさんの幼虫を飼育する

小さな飼育ケースで大量の幼虫を飼育している様子

最後に、もう一つ注意してほしいNG行動があります。

それが、

「小さな飼育ケースで、たくさんの幼虫を飼育すること」

です。

カブトムシの幼虫は成長すると、かなりの量のマットを食べます。

そのため、小さなケースにたくさんの幼虫を入れてしまうと、マットがすぐに減ってしまいます。

さらに、幼虫同士が接触する機会も増え、過密な環境になってしまいます。

幼虫の数に合わせて十分なスペースを確保する

「まだ幼虫が小さいから大丈夫」と思っていても、幼虫はどんどん成長します。

飼育ケースを選ぶときは、

幼虫の数だけではなく、成長後の大きさも考えて選ぶ

ことが大切です。

たくさんの幼虫を飼育する場合は、ケースを分けることも検討しましょう。


まとめ カブトムシの幼虫飼育で大切なのは「やりすぎないこと」

ここまで、カブトムシの幼虫をダメにする可能性があるNG行動を紹介しました。

もう一度まとめると、

  1. マット交換をしすぎる
  2. 蛹室を壊してしまう
  3. 幼虫を触りすぎる
  4. 飼育温度を間違える
  5. マットの水分調整を間違える
  6. 大きさの違いすぎる幼虫を一緒に飼育する
  7. 小さな飼育ケースでたくさんの幼虫を飼育する

です。

カブトムシの幼虫飼育というと、「しっかりお世話をしてあげること」が大切だと思ってしまいます。

もちろん適切な管理は必要ですが、実はカブトムシの幼虫の場合、

「必要以上に触らない・壊さない・環境を変えすぎない」

ことも非常に大切です。

幼虫がマットの中で静かに生活しているのであれば、頻繁に掘り返すのではなく、温度やマットの状態を確認しながら、できるだけ落ち着いて育ててあげましょう。

大切なのは、幼虫が安心して成長できる環境を作り、その環境をできるだけ安定させることです。

これからカブトムシの幼虫を育てる方は、今回紹介したNG行動を避けて、元気な成虫になるまで大切に育ててみてください。