ダンゴムシそっくりな、ワラジムシ!見た目が気持ち悪いこともあり、不快害虫とされています。
ワラジムシは、等脚目・ワラジムシ亜目に属する生き物で大きな括りでは、エビやカニの仲間として分類されます。
本記事では、そんなワラジムシの生態や毒性の有無などについて解説させていただいておりますので、興味のある方はお読みください。
ワラジムシに毒はあるの?ワラジムシの毒性の有無について
先程も申し上げましたがワラジムシは見た目が気持ち悪いこともあり、「もしかして毒があるの?」と不安に感じている人も多いようです。
以下の画像は「ワラジムシに毒があるのではないか?」と不安に感じた人がYahoo知恵袋で質問をしているものです。
このように、もしかしてワラジムシに毒があるのではないかと不安に感じている方は少なくないようです。
結論から申し上げてワラジムシは無毒で、直接、人間に害を及ぼす危険性はないです。
多くの人が、見た目が気持ち悪いという理由から、「もしかして毒があるの?」と不安に思うかもしれませんが、毒はありませんのでご安心ください。
ワラジムシは不快害虫とされているが実は益虫的な側面も!
ワラジムシは、見た目の気持ち悪さから不快害虫として扱われていますが、実は、ワラジムシは腐った植物や腐葉土しか食べないため、農作物に被害を及ぼすことはほとんどありません。
それどころか、落ち葉などを食べ、豊かな土壌を作る分解者として益虫としての役割も果たしているのです。
見た目が気持ち悪いからといって、嫌いにならないでやってくださいね!
ダンゴムシそっくりなワラジムシ ダンゴムシとの違いについて
ワラジムシは、ダンゴムシそっくりなのですが、その見分け方について簡単にご説明します!
詳しくは、以下の記事でご説明しております。
敵から襲われたときの行動の違い
一番の違いは敵から襲われたときの行動です。みなさんもご存知の通りダンゴムシは的に襲われると丸くなって固まります。
対するワラジムシは、体の構造上、丸くなることはできないので一目散に逃げていきます。
体の厚みの違い ワラジムシはダンゴムシに比べて扁平
よく見ないと分かりにくいですが、ワラジムシはダンゴムシに比べ体の厚みがうすいです。
ダンゴムシが比較的、厚みがあるのに対しワラジムシは全体的に扁平です。
ワラジムシのお尻には突き出た尾肢がある
外観上の違いとしてワラジムシには尾肢という、角のような部分が突き出ています。
ダンゴムシに比べて、ワラジムシの尾肢は大きく突き出ているのでわかりやすいです。
まとめ
ワラジムシの毒性の有無や特徴について簡単にまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
見た目が気持ち悪いこともあり、どちらかというと嫌われ者のワラジムシですが、毒性もなく自然界では分解者として重要な役割を担っている貴重な存在です。
嫌いにならないでやってくださいね(笑)